婦人科癌の薬物療法は、血管新生阻害薬ベバシズマブの導入をきっかけに分子標的薬の開発が進み、卵巣癌ではPARP阻害薬も使われている。そして現在は免疫チェックポイント阻害薬の臨床試験が目白押しだ。他の癌領域と同様に、免疫チェックポイント阻害薬と血管新生阻害薬や化学療法との併用が試みられ、新規の免疫チェックポイント阻害薬にも期待がかかる。
 第61回日本婦人科腫瘍学会学術講演会が7月に新潟市で開催された。ミニワークショップ「分子標的薬の臨床試験 世界の動向」では、静岡がんセンター婦人科の武隈宗孝氏が子宮頸癌と子宮体癌、久留米大学医学部産科婦人科学教室の西尾真氏が卵巣癌について、免疫チェックポイント阻害薬を含めた分子標的薬の開発状況を解説した。

婦人科癌にも免疫チェックポイント阻害薬の波の画像

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