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エリアレビュー◎ASCO2019・膵癌
POLO試験の結果は進行膵癌の診療を変えるか?
BRCA遺伝子変異陽性患者のPFSが維持療法のオラパリブで延長

2019/06/27
杏林大学医学部腫瘍内科学教授 古瀬 純司 氏

 2019年の米国臨床腫瘍学会(ASCO 2019)では、バイオマーカーに基づいて進行膵癌の維持療法を検討した第III相試験からポジティブな結果が発表された。生殖細胞系列のBRCA遺伝子変異を有する進行膵癌患者を対象にプラチナ療法後のPARP阻害薬オラパリブを評価したPOLO試験で、無増悪生存期間(PFS)の有意な延長が示された。一方、術後補助療法として、nab-パクリタキセルとゲムシタビンの併用療法を評価した第III相のAPACT試験では、ゲムシタビン単剤療法に優越性を示すことはできなかった。

 進行膵癌の今後の診療体制に大きな影響を与えると考えられるPOLO試験、そして切除可能膵癌に対する日本の術後補助療法を考えるうえで結果が待たれていたAPACT試験について、杏林大学医学部腫瘍内科学教室教授の古瀬純司氏に解説してもらった。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)

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