筋層浸潤性膀胱癌の1次治療としてMVAC療法(メトトレキサート、ビンブラスチン、ドキソルビシン、シスプラチン)、GC療法(ゲムシタビン、シスプラチン)が確立されているが、これに続く2次治療の開発は長らく進んでいなかった。そうした状況の中、2017年12月に抗PD-1抗体ペムブロリズマブが癌化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌に対して承認され、膀胱癌治療は1つのブレークスルーを迎えた。
 そして実地臨床での使用経験が蓄積されるにつれ、免疫関連有害事象(irAE)発生時の対策、ペムブロリズマブの投与が適さない患者の見極め、新規治療法を開発する必要性などの課題が浮き彫りになってきた。

膀胱癌の薬物治療に第2のブレークスルーはあるか?の画像

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