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エリアレビュー◎AACR2019、ELCC2019・肺癌
肺癌1次治療での化学療法+ICIの位置づけがより明確に
KEYNOTE-189試験では肝転移と脳転移への効果を確認

2019/05/20
帝京大学医学部附属病院腫瘍内科科長、病院教授 関 順彦 氏
肺癌1次治療での化学療法+ICIの位置づけがより明確にの画像

 進行非扁平上皮非小細胞肺癌(NSCLC)の1次治療として、化学療法と抗PD-1抗体ペムブロリズマブの併用療法を評価した第III相のKEYNOTE-189試験から、肝転移、脳転移がある患者の転帰を探索的に解析した結果が、3月に米国・アトランタで開催されたAmerican Association for Cancer Research(AACR2019)で発表された。いずれの転移においても、無増悪生存期間(PFS)と全生存期間(OS)が改善することが示されている。
 同試験からは、日本人の安全性データも発表された。4月にスイス・ジュネーブで開催されたEuropean Lung Cancer Congress(ELCC2019)で明らかになったもので、日本人における忍容性が確認された。
 これらの結果と、AACR2019、ELCC2019で発表された免疫療法を中心とするNSCLCの治療の今後について、帝京大学医学部附属病院腫瘍内科科長、病院教授の関順彦氏に解説してもらった。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)

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