「胃癌治療ガイドライン」第5版が2018年1月に発行されてから1年が経つが、この間にも腹腔鏡下手術や内視鏡的切除の適応、全身化学療法や術後補助化学療法について新たなエビデンスが得られている。臨床試験の結果から日常診療を変えるデータがいくつも報告されたが、それに伴って臨床上の問題も浮かび上がってきている。

 2月に静岡県沼津市で開催された第91回日本胃癌学会総会のプレナリーセッション「Update on the Japanese Gastric Cancer Treatment Guidelines」(座長:九州大学大学院医学研究院連携病態修復内科学の馬場英司氏、横浜市立大学消化器病センター消化器外科の國崎主税氏)では、各治療法における新たなデータと今後の課題が解説された。次の第6版は2021年に発行される予定で、それまでに追加されたエビデンスは随時ウエブで公開していくとしている。

胃癌ガイドライン第5版以降のトピックスとこれからの課題の画像

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