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エリアレビュー◎ESMO Asia2018・肺癌
EGFR変異陽性肺癌の治療選択で改めて示されたT790M変異確認の重要性
アジア人ではTKI 2剤のシークエンスで治療期間が約4年に

2019/01/21
埼玉医科大学国際医療センター呼吸器内科教授 解良 恭一 氏
EGFR変異陽性肺癌の治療選択で改めて示されたT790M変異確認の重要性の画像

 EGFR変異陽性非小細胞肺癌の1次治療ではTKIが標準的に用いられる。このほど改訂された肺癌診療ガイドラインでは、現在までに最も長い無増悪生存期間(PFS)を示した第3世代EGFR-TKIであるオシメルチニブが推奨という位置づけになり、第1世代、第2世代EGFR-TKI単剤と第1世代EGFR-TKI+ベバシズマブ、第1世代EGFR-TKI+化学療法が提案という選択肢になった。ただし、どの治療法が最も生存期間を延長できるかは明確ではない。昨年11月にシンガポールで開催されたESMO Asiaで、第2世代のアファチニブを投与した後にオシメルチニブを投与した観察研究Gio Tagの結果が発表された。この結果を基に埼玉医科大学の解良恭一氏にTKIシークエンスの意義、およびEGFR陽性肺癌の治療戦略について語ってもらった。

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