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学会リポート◎日本放射線腫瘍学会2018
放射線治療の役割は「局所制御」から「抗腫瘍免疫の刺激」へ
免疫活性を賦活して免疫チェックポイント阻害薬の効果を高める

2018/11/12
八倉巻尚子=医学ライター

座長の近畿大学医学部腫瘍内科の中川和彦氏(右)と災害医療センター放射線治療科の早川和重氏(左)

 2014年に日本で抗PD-1抗体ニボルマブが承認されて以降、抗CTLA-4抗体抗PD-L1抗体も加わり、いまでは3種類の免疫チェックポイント阻害薬(ICI)が日常診療で使用できるようになっている。さらに最近は、ニボルマブと抗CTLA-4抗体イピリムマブといった2剤のICIの併用、あるいはICIと化学療法の併用、ICIと放射線療法の併用と、異なるモダリティを組み合わせる治療も試みられている。

 10月に京都で開催された日本放射線腫瘍学会第31回学術大会での日本臨床腫瘍学会との合同シンポジウム「がん放射線治療と免疫チェックポイント阻害剤」(座長:近畿大学医学部腫瘍内科の中川和彦氏、災害医療センター放射線治療科の早川和重氏)では、ICIと化学療法併用のエビデンス、ならびにICIと放射線療法の併用の可能性が議論された。

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