EGFRやALK、ROS1、BRAFといったドライバー遺伝子変異を持つ非小細胞肺癌には、それぞれの変異に対するキナーゼ阻害薬が高い有効性を示し、4期非小細胞肺癌の治療では、まずドライバー遺伝子変異を確認することが推奨されている。さらにRETやMETなどの遺伝子異常に対する治療開発も着々と進んでいるが、一方で希少ドライバー遺伝子変異の検査体制にはまだ問題も残っている。

 7月に神戸で開催された第16回日本臨床腫瘍学会学術集会のシンポジウム「希少ドライバー遺伝子変異の診断と治療」(司会:名古屋大学大学院医学系研究科病態内科学講座呼吸器内科学の長谷川好規氏、岡山大学病院呼吸器・アレルギー内科の木浦勝行氏)では、ROS1融合遺伝子、BRAF遺伝子変異、RET融合遺伝子とMETエクソン14スキッピング変異の治療開発について、最新の動向が紹介された。

非小細胞肺癌の希少ドライバー変異に対する薬剤の開発進むの画像

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