今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO2018)では、第2世代EGFR-TKIであるdacomitinibのARCHER1050試験における全生存期間(OS)や、EGFR-TKIと化学療法あるいはベバシズマブとの併用療法など、EGFR変異陽性非小細胞肺癌(NSCLC)に対する今後の治療に影響を与える複数の結果が発表された。これらの結果の意義を、四国がんセンター外来部長/呼吸器内科医長の野上尚之氏に解説してもらった。

2018/7/25
今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO2018)では、第2世代EGFR-TKIであるdacomitinibのARCHER1050試験における全生存期間(OS)や、EGFR-TKIと化学療法あるいはベバシズマブとの併用療法など、EGFR変異陽性非小細胞肺癌(NSCLC)に対する今後の治療に影響を与える複数の結果が発表された。これらの結果の意義を、四国がんセンター外来部長/呼吸器内科医長の野上尚之氏に解説してもらった。