日経メディカルのロゴ画像

学会レポート◎胃癌学会2017
多様性増す切除不能進行・再発胃癌の治療
腹膜転移例に対する臨床試験も進む

2017/04/11
八倉巻尚子=医学ライター

座長の神奈川県立がんセンター消化器外科の吉川貴己氏(左)と、がん研有明病院消化器化学療法科の山口研成氏(右)

 分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬の臨床応用が進み、切除不能進行・再発胃癌の治療は多様性を増してきた。治療法が確立していなかった腹膜転移に対する臨床試験も進み、また手術可能例への術前化学療法あるいは肝転移例に対する治療開発も行われている。希少な遺伝子異常の解析や免疫モニタリングも実現しつつあり、胃癌治療はより個別化に近づいてきた。

 3月8~10日に広島で開催された第89回日本胃癌学会総会のシンポジウム「Chemotherapy for advanced or recurrent gastric cancer– Present and future」では、進行再発胃癌に対する化学療法の最新動向について話し合われた。座長は神奈川県立がんセンター消化器外科の吉川貴己氏と、がん研有明病院消化器化学療法科の山口研成氏。演者は国立がん研究センター中央病院消化管内科の朴成和氏、聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学の中島貴子氏、九州大学大学院消化器・総合外科の沖英次氏、国立がん研究センター東病院消化管内科の設楽紘平氏。 

この記事を読んでいる人におすすめ