日経メディカルのロゴ画像

エリアレビュー◎ASH2016・悪性リンパ腫
未治療の濾胞性リンパ腫の標準療法が来年変更へ
簡単ではないobinutuzumabによる治療戦略

2017/02/13
がん研有明病院血液腫瘍科部長 畠 清彦 氏
未治療の濾胞性リンパ腫の標準療法が来年変更への画像

 来年後半には未治療のCD20陽性濾胞性リンパ腫(FL:Follicular lymphoma)の治療法が変わる見通しとなりました。昨年12月にサンディエゴで開催された米国血液学会(ASH2016)で発表された無作為化フェーズ3試験GALLIUMの結果、obinutuzumab (GA101、G)ベースの導入療法と維持療法を行った場合に、リツキシマブ(R)ベースの導入療法と維持療法を行った場合よりも無増悪生存期間(PFS)を有意に延長できることが明らかとなったためです。obinutuzumabはリツキシマブと同じ抗CD20抗体ですが、抗体依存性細胞傷害活性(ADCC)を高めたものです。

この記事を読んでいる人におすすめ