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エリアレビュー・胃癌
胃癌治療ガイドラインの改訂ポイント
愛知県がんセンター中央病院薬物療法部部長  室 圭 氏

2015/10/26

 今年3月にヒト型抗VEGFR-2モノクローナル抗体であるラムシルマブが胃癌を対象に承認され、6月22日から使用できるようになりました。それに伴い、「胃癌治療ガイドライン」の「二次化学療法」の内容が変わります。日本胃癌学会の胃癌治療ガイドライン委員会での議論の末、推奨される治療レジメンの推奨度も大幅に変更されることになりました。

ガイドライン改訂の目標

 ラムシルマブは2015年3月26日に「治癒切除不能な進行・再発胃癌」を効能・効果として承認されました。この承認は、2次治療として、ラムシルマブ+パクリタキセル併用療法とパクリタキセル単剤を比較したRAINBOW試験(図1)、ラムシルマブ+Best Supportive Care(BSC)とプラセボ+BSCを比較したREGARD試験(図2)の2つの試験の結果を受けたものです。

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