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エリアレビュー・胃癌
Ramucirumabがセカンドラインの標準治療の1つに
国立がん研究センター東病院早期・探索臨床研究センター先端医療科 設楽紘平氏

2014/08/26

 昨年、2013 Gastrointestinal Cancer Symposium(ASCO-GI 2013)で発表されたREGARD試験では、進行胃癌に対するセカンドライン治療として、抗VEGFR-2抗体製剤ramucirumabの単剤での有用性が明らかになりました。ただし、同試験には、日本は参加しておらず、コントロールアームがプラセボであることが問題として指摘されました。

 翌年のASCO-GI 2014で結果が発表されたRAINBOW試験では、ramucirumab+パクリタキセルにより、全生存期間(OS)に臨床的に意義のある延長が示されました。同試験では、日本人の被験者数が参加国中最多であり、コントロールアームには日本の実地臨床において標準治療の1つと考えられている毎週投与のパクリタキセルが使用されていました。

 さらに今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO 2014)では、RAINBOW試験における日本人のサブグループ解析の結果が報告され、参考となるデータが示されました。

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