乳がんを患って、乳房や脇の下のリンパ節を切除した場合、切除した側の腕(上肢)にリンパ浮腫や腕を動かしたときの痛み、皮膚のひきつれ感が起こる。こうした腕の症状は、術後から腕の運動やマッサージによって予防することができる。
ここでは、腕や肩の障害を防ぐ運動やマッサージに詳しい東北大学大学院医学系研究科保健学専攻がん看護学分野教授の佐藤冨美子氏に、乳がん術後に見られる上肢機能の異常がなぜ起こるのかを解説していただくとともに、こうした上肢機能障害を予防するための腕の変化の評価やマッサージ、運動を紹介していただいた。このVol.3では、肩関節の障害を防止するための運動について解説します。
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