不可逆的かつ選択的にKRAS G12C変異に結合するKRAS阻害薬adagrasib (MRTX849)の単剤が、KRAS G12C変異を有する膵管腺癌(PDAC)などの消化器癌に有望な可能性が明らかとなった。多コホートフェーズ1/2試験であるKRYSTAL-1試験(NCT03785249)で、良好な抗腫瘍効果が認められた。1月20日から22日に米サンフランシスコとハイブリッド形式で開催されているGastrointestinal Cancers Symposium(ASCO GI 2022)で、米Mayo ClinicのTanios S. Bekaii-Saab氏が発表した。
日経メディカルOncologyニュース
KRAS阻害薬adagrasib単剤がKRAS G12C変異陽性の膵管腺癌などの消化器癌に有望な可能性【ASCO GI 2022】
2022/01/22
横山勇生=編集委員
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