
未治療の進行尿路上皮癌に対し、抗PD-L1抗体アテゾリズマブと化学療法の併用は、化学療法単独よりも有意に無増悪生存期間(PFS)を延長させ、全生存期間(OS)も延長傾向を示すことが、日本も参加しているフェーズ3試験IMvigor130試験のPFS最終解析とOS中間解析で明らかになった。9月27日から10月1日までスペイン・バルセロナで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO2019)で、スペインMD Anderson Cancer Center MadridのEnrique Grande氏らが発表した。