新潟大学の吉原弘祐氏は、8月1日に都内で開催されたアストラゼネカのプレスセミナーで、今後の進行卵巣癌へのPARP阻害薬の応用について解説した。BRCA変異があればPARP阻害薬単剤を用い、BRCA変異がなくても、その他の相同組換えに関連した遺伝子異常によって、相同組換え修復異常状態があればPARP阻害薬も効果が期待できるとした。また今後、BRCA変異卵巣癌に対して、PARP阻害薬と他の薬剤との併用もさらに期待され、今後の治験の結果の発表が待たれる状況だとした。AVANOVA試験の結果からは、PARP阻害薬と血管新生阻害薬との併用は、相同組換え修復異常を認めない卵巣癌においても効果が期待されるが、今後さらなる併用の有効性の確認が必要と思うとした。また吉原氏は、日本人卵巣癌におけるBRCAの変異率を調査したJapan CHARLOTTE studyの詳細についても解説した。

日本人卵巣癌におけるBRCA変異率調査の結果を解説の画像

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