RAS遺伝子野生型の切除不能大腸癌に対する1次治療として、mFOLFOXIRIに抗EGFR抗体パニツムマブを加えて投与することは、化学療法を受けるのに適した患者で腫瘍量が多い患者や転移巣の2次的切除を目指す場合に評価できる選択肢である可能性が明らかとなった。mFLFOXIRI+パニツムマブ投与群とFLFOXIRI群を比較したフェーズ2試験であるVOLFI試験の最終結果で、mFLFOXIRI+パニツムマブ投与群で有意に奏効率、転移巣の2次的切除率が高いことが示された。また無増悪生存期間(PFS)は両群で同等だったが、全生存期間(OS)はmFLFOXIRI+パニツムマブ投与群で良い傾向が示されていた。

RAS野生型切除不能大腸癌の1次治療でmFOLFOXIRIとパニツムマブの併用は奏効率と2次的切除率を高める可能性【ASCO2019】の画像

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