癌細胞の多くで発現する膜たんぱく質メソテリンを標的としたキメラ抗原受容体発現T細胞(CAR T細胞)が、悪性胸膜中皮腫や乳癌、肺癌の胸膜への転移などの悪性胸膜疾患(MPD)に有効である可能性が明らかとなった。メソテリンを標的としたCD28共刺激の第2世代CAR T細胞であるICasM28zを胸腔内に投与するフェーズ1試験で、重篤な副作用はなく、一部の患者で抗腫瘍効果が認められた。また、細胞注入後に抗PD-1製剤を投与すると、より多くの患者で抗腫瘍効果が認められることも分かった。

メソテリンを標的とするCAR T細胞ICasM28zが胸腔内投与で固形癌に効果、抗PD-1製剤併用で高い奏効率【AACR2019】の画像

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