頭蓋内の転移腫瘍が3cm以上で神経症状が強い場合の標準治療は、手術による脳転移巣の摘出とその後のサルベージ定位放射線照射(SRS:γナイフ、リニアック、サイバーナイフ)であることが明らかとなった。脳転移個数が4個以下で、腫瘍の最大径が3cmを超える転移巣が1つのみの転移性脳腫瘍摘出後の放射線照射として、SRSの全脳照射(WBRT)への非劣性を検証したフェーズ3試験であるJCOG0504の結果から分かったもの。試験では、SRSとWBRTで全生存期間(OS)は変わらないこと、治療開始から30日目、31日目から90日目まで、中等度の放射性皮膚炎、食欲不振、悪心などの副作用がWBRTの場合で多いこと、91日目以降で記憶障害・認知障害がWBRTで多いことが示された。

転移性脳腫瘍数が4個以下で手術が必要な場合の術後放射線治療は定位放射線照射が標準にの画像

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