進行大腸癌に対する抗腫瘍免疫活性を誘導するには、PD-1経路とMAPK経路の阻害だけでは不十分なことが明らかとなった。少なくとも2レジメンの全身治療歴を有する進行大腸癌患者を対象に実施していたフェーズ3試験IMblaze370で、抗PD-L1抗体アテゾリズマブとMEK阻害薬cobimetinibの併用療法は、レゴラフェニブに比べて全生存期間(OS)を有意に延長できず、カプランマイヤー曲線はほぼ重なっていた。ただし、アテゾリズマブとcobimetinib併用療法の曲線は、アテゾリズマブ単剤群よりは上方にあり、cobimetinibを加えることの、ある程度の効果を示唆する結果だった。

進行大腸癌へのアテゾリズマブとcobimetinibの併用療法はレゴラフェニブをOSで上回れず【WCGC2018】の画像

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