日経メディカルのロゴ画像

有用性が示される腹腔鏡下肝切除術、安全性の担保と段階的な適応拡大が必須【消化器外科学会2015】

2015/07/21
森下紀代美=医学ライター

 腹腔鏡下肝切除術(LLR)は、2010年の保険収載を契機に、普及の兆しがみられている。2014年10月に岩手県盛岡市で開催された第2回腹腔鏡下肝切除術国際コンセンサス会議(ICCLLR2014)では、minor切除(部分切除と外側区域切除)が標準治療の1つとされ、術後合併症や入院期間は開腹肝切除術(OLR)よりも優れるなど、LLRの現状と今後の方向性が示された。このような状況の一方で、昨今の報道では、群馬大学病院のLLR施行後の死亡事例が大きく取り上げられた。

この記事を読んでいる人におすすめ