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膵臓がんスクリーニングに有望な血中アミノ酸濃度検査 他

2015/10/14
小崎丈太郎=日経メディカルCancerReview

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膵臓がんスクリーニングに有望な血中アミノ酸濃度検査

 健常人に比べ膵臓がん患者の血液中ではセリンが増え、トリプトファン、ヒスチジンは減少する。この現象を利用して膵臓がんがスクリーニングできることを大阪府立成人病センターと味の素が確認した。今後症例を増やし、健康診断へ導入を目指すことにしている。膵臓がんは予後が悪いがんの筆頭だが、その最大の理由は早期発見の難しさ。採血によるこの検査の普及が膵臓がんの治療成績を改善させることができるか注目される。

 味の素が開発した「アミノインデックス(R)技術」は、血中アミノ酸濃度の変化を分析し、同社独自のアルゴリズムによって、体内のがんの有無の可能性などの疾患リスクを予想する技術。がんに罹患するとアミノ酸濃度が変化するが、そのパターンはがん種によって異なる。ただし、その原因は解明されていない。

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