新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行で、医療機関の患者対応が様変わりする中、新たなタイプのトラブルが出現している。日経メディカル Onlineでは医師会員を対象に2020年11月16日~22日、ウェブアンケートを実施。調査に回答した6073人の医師から、COVID-19流行下ならではの患者トラブルを聞いた。
その結果、「発熱を隠して受診する」(13.4%)、「受診時間や空間分離のルールを守らない」(11.3%)、「家族らが面会ルールを守らない」(10.5%)などの困った事例に遭遇した医師が多かった(図1)。

図1 COVID-19流行下ならではの患者トラブルの経験は?(複数回答)