現在のところ、移植用の臓器をレシピエントに届けるまでは冷保存するのが一般的だ。しかし最近、体温と同じ37℃で、かつ一定の負荷を掛けることで心機能をできるだけ温存する、長時間保存可能な方法の開発が進んでいる。既に1つは米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得し、実地診療で使われ始めている。
シリーズ◎新時代の外科手術
トレンド◎臓器移植はさらに進歩する
機能低下を最小限に移植用心臓を長時間保存せよ
体外で臓器を修復してから移植に使う研究も進む
2022/04/04
加藤勇治=日経メディカル
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
連載の紹介
シリーズ◎新時代の外科手術
手術支援ロボットの登場や術式の低侵襲化、デバイスや手術室の進化により、外科手術の現場は大きく変化しつつあります。テクノロジーが可能にする「外科手術の未来」。その最先端をご紹介します。
この連載のバックナンバー
-
2022/04/20
-
2022/04/04
-
2022/02/17
-
2021/12/03
医師限定コンテンツ -
2021/12/02