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NEWS◎メディカロイド開発の手術支援ロボットが発売へ
初の国産手術支援ロボット「hinotori」が承認

 国産初の手術支援ロボット「hinotori」が2020年8月7日、製造販売承認を取得した。早ければ8月中にも発売される見通しで、まず泌尿器科領域を対象に市場導入を目指すとしている。hinotoriを開発したメディカロイド(本社:神戸市中央区)と、同社の共同出資会社であるシスメックス(本社:神戸市中央区)と川崎重工業(本社:東京都港区)の3社が、8月11日に神戸市とオンラインで開催した記者会見で発表した。

 ロボット支援手術は、開腹手術よりも低侵襲で、腹腔鏡手術では難度の高い手技でも精緻かつ安定的に行えることから、泌尿器科領域をはじめ各診療科で普及が進んでいる。現在上市されている手術支援ロボットとしては、米国のインテュイティブサージカルが開発した「da Vinci Surgical System」(ダビンチ)が国内外で圧倒的なシェアを占めており、ダビンチに続く次世代の手術支援ロボットも開発が進んでいるが、国産の手術支援ロボットでこれまでに製造販売承認を取得した製品はなかった。

図1 手術支援ロボット「hinotori」のオペレーションユニットとサージョンコックピット(提供:メディカロイド)

連載の紹介

シリーズ◎新時代の外科手術
手術支援ロボットの登場や術式の低侵襲化、デバイスや手術室の進化により、外科手術の現場は大きく変化しつつあります。テクノロジーが可能にする「外科手術の未来」。その最先端をご紹介します。

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