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1分解説◎5年の審査期間を経て薬食審・第二部会を通過
9価HPVワクチンが承認へ、今後の展開は?

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会は9価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンのシルガード9水性懸濁筋注シリンジ(組換え沈降9価ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチン(酵母由来))の承認を了承した。議決は5月20日付で、早ければ6月中にも承認される見通しだ。

 現在、国内で承認されているHPVワクチンは2価と4価の2種類。多くの国では9価の接種が既に一般的となる中、わが国では2015年の承認審査から部会通過までに5年もの歳月を要した。その背景には、HPVワクチンが定期接種となった2013年4月以降に、ワクチンとの因果関係が否定できない運動障害や持続的な疼痛例などが相次いで報告され、わずか2カ月で国による接種勧奨が差し控えられたという経緯もありそうだ。

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