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リポート◎インスリン発見から100年、経口投与の可能性は?
100年たっても実らない経口インスリンの現状

世界初のインスリン製剤「アイレチン」、発売当初のバイアルと注射器
(提供:Eli Lilly and Company)

 カナダの医師フレデリック・バンティングとその助手チャールズ・ベストがインスリンを発見してから今年で100年。持効型や超速効型といったインスリンアナログ製剤の登場により、生理的な分泌パターンを模倣したインスリン療法が可能になってきた。また、患者の負担を軽減できるよう、注入デバイスの改良も進んでいる。しかし、この100年間で実現しなかったものがある。インスリンの経口薬だ。多くの糖尿病患者が待ち望む経口インスリン。開発を妨げる壁はどこにあるのだろうか──。

連載の紹介

シリーズ◎糖尿病診療の最新動向
適切な血糖コントロールが必要な糖尿病。持続血糖測定の適応が広がり、より緻密な血糖管理が可能になってきました。薬物治療も大きく進歩し、新たな知見が次々と発表されています。進化する糖尿病診療のトレンドを紹介します。

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