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学会トピック◎第81回米国糖尿病学会学術集会(ADA2021)
新規GLP-1薬efpeglenatide、心血管リスク抑制
exendin-4由来製剤では初、AMPLITUDE O試験

カナダ・マクマスター大学のHertzel C. Gerstein氏

 新規グルカゴン様ペプチド(GLP)-1受容体作動薬であるefpeglenatideの心血管安全性を評価したAMPLITUDE O試験の結果が明らかになった。バーチャル開催された第81回米国糖尿病学会学術集会(ADA2021、会期:6月25~29日)で、カナダ・マクマスター大学のHertzel C. Gerstein氏らが発表した。主要評価項目である複合心血管イベントの発生リスクはefpeglenatide投与群で27%、副次評価項目の1つである腎複合イベントも32%、それぞれ有意に抑制された。同薬はアメリカドクトカゲの唾液腺から分離されたexendin-4を基本構造としたもので、この構造を持つGLP-1受容体作動薬としては初めて、心血管イベントの有意なリスク抑制を報告した。論文は、the New England Journal of Medicine誌ウェブサイトで発表と同時に公開された(こちら)。

連載の紹介

シリーズ◎糖尿病診療の最新動向
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