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学会トピック◎第63回日本糖尿病学会学術集会
正常アルブミン尿DKDの予後は不良ではない
心血管イベントのリスク上昇見られず、JDDM研究の結果

自由が丘横山内科クリニックの横山宏樹氏

 近年、正常アルブミン尿ではあるが腎機能が低下した状態(NADKD:non-albuminuric diabetes kidney diseases)にある糖尿病患者の増加が指摘されている。古典的な糖尿病腎症の病像とは異なることから、NADKD患者の腎予後や心血管イベントのリスク、生命予後はまだ明らかではない。第63回日本糖尿病学会学術集会(会期:10月5~16日、インターネット上で開催)で自由が丘横山内科クリニック(北海道帯広市)院長の横山宏樹氏は、糖尿病データマネジメント研究会(JDDM)によるレジストリーデータの解析から、日本人NADKD患者の腎機能や生命予後は正常アルブミン尿で腎機能も正常範囲にある患者と同程度であり、心血管イベントのリスク上昇も観察されなかったと報告した。

連載の紹介

シリーズ◎糖尿病診療の最新動向
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