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学会トピック◎第63回日本糖尿病学会学術集会
食事記録アプリで血糖コントロール改善
患者の気付きで食生活を是正

順天堂大の常見亜佐子氏

 スマートフォンやタブレットで使用する食事記録アプリ「カロミル」の導入により、2型糖尿病患者の血糖コントロールに有意な改善が認められたと、第63回日本糖尿病学会学術集会(10月5日~16日、インターネット上で開催)で順天堂大学大学院代謝内分泌内科学の常見亜佐子氏らが報告した。

 2型糖尿病の自己管理において摂取栄養素量の把握は不可欠といえるが、その的確な把握は容易ではない。食事や運動などの自己管理を支援するアプリが国内外で多く開発されているものの、治療ツールとして認知されている食事記録アプリはまだないのが現状だ。日本食は多くの食材を含んでおり、正確な摂取栄養素の推計が難しいことも一因とされる。今回常見氏らは、2型糖尿病患者の自己管理を支援するツールとしてのカロミルの有用性を検討した。

連載の紹介

シリーズ◎糖尿病診療の最新動向
適切な血糖コントロールが必要な糖尿病。持続血糖測定の適応が広がり、より緻密な血糖管理が可能になってきました。薬物治療も大きく進歩し、新たな知見が次々と発表されています。進化する糖尿病診療のトレンドを紹介します。

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