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学会トピック◎第63回日本糖尿病学会学術集会
DPP-4阻害薬による類天疱瘡リスクの実像判明
全薬剤でリスク増加、投与開始から90日間は要注意

奈良県立医科大学の桒田博仁氏

 我が国の保険診療の全数データである「レセプト情報・特定健診等情報データベース」(NDB)を用いた解析から、DPP-4阻害薬による水疱性類天疱瘡発症リスクの実像が明らかになった。ビルダグリプチンなどでリスクが高いことが報告されていたが、全てのDPP-4阻害薬で発症リスクは有意に上昇していた。一方、服用開始から90日以上経過すると、リスクの有意な上昇は観察されなかった。インターネット上で開催されている第63回日本糖尿病学会学術集会(会期:10月5日~16日)で、奈良県立医科大学糖尿病学講座の桒田(くわた)博仁氏らが発表した。

連載の紹介

シリーズ◎糖尿病診療の最新動向
適切な血糖コントロールが必要な糖尿病。持続血糖測定の適応が広がり、より緻密な血糖管理が可能になってきました。薬物治療も大きく進歩し、新たな知見が次々と発表されています。進化する糖尿病診療のトレンドを紹介します。

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