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学会トピック◎第80回米国糖尿病学会学術集会(ADA2020)
ダパグリフロジンで糖尿病の発症リスク32%減
DAPA-HF試験の探索的解析結果

米国エール大学のSilvo E. Inzucchi氏

 SGLT2阻害薬ダパグリフロジンの心不全治療効果を検証したDAPA-HF試験の探索的解析から、ダパグリフロジンの投与によって糖尿病の新規発症のリスクが32%、有意に抑制されたことが明らかになった。6月12~16日にウェブサイト上で開催された第80回米国糖尿病学会学術集会(ADA2020)で、米国エール大学のSilvo E. Inzucchi氏らが発表した。

 DAPA-HFは、左室駆出率が低下した慢性心不全(HFrEF)患者4744例を対象に、ダパグリフロジンの抗心不全作用を検証したランダム化比較試験(関連記事)。心不全の標準治療にダパグリフロジン(10mg/日)を上乗せした群(ダパグリフロジン群)では、プラセボを上乗せした群(プラセボ群)に比べ、主要評価項目(心血管死亡+心不全悪化による入院または予定外の受診)のリスクが26%、有意に抑制された。

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