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N Engl J Med誌から
セマグルチドがNASH消散に有効?
NASHを対象とした第2相試験

 肝線維化を認める非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)患者にセマグルチドを皮下投与したところ、NASHが消散した患者の割合がプラセボと比べて高かった。一方、線維化のステージが改善した患者の割合には有意差が見られなかった。結果は11月13日、N Engl J Med誌オンライン版に掲載された。

 GLP-1受容体作動薬であるリラグルチドは、肝酵素値、肝脂肪化を改善し、組織学的改善をもたらすことが知られている。類似の作用機序を持ち、リラグルチドを上回る代謝作用を示すセマグルチドも、NASHに有益な可能性がある。そこで日米欧の研究者らは、NASHおよび肝線維化に対するセマグルチドの効果を調べる第2相試験を実施した。

連載の紹介

シリーズ◎NAFLD/NASH診療最前線
診療ガイドラインの改訂が進み、新たな診断法・治療薬の開発が進行中のNAFLD/NASH。非専門医の積極的な参与が求められる中、非専門医によるフォロー方法、専門医へ紹介する基準から診断・治療に関する最新情報まで幅広くお届けします。

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