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トレンド◎NAFLD/NASHに対する期待の新薬
NAFLD/NASHにSGLT2阻害薬が有望? その機序について聞いてみた
肝線維化や肝癌に対する効果を示唆する知見が続々と

 非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease:NAFLD)/非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)はメタボリックシンドロームの肝臓での表現形とも言われており、肥満人口の増加に伴って有病率は上昇傾向にある。2000万人以上と言われる潜在患者数の多さと、肝硬変や肝癌の発症母地となる点などから近年注目を集めている。

 NAFLD/NASHに対して承認されている治療薬はまだ存在しないが、2型糖尿病や脂質異常症、高血圧を合併する患者が多く、それらを併発したNAFLD/NASH患者に対する各治療薬の有効性が示されつつある。中でも、体重減少作用に加え、近年、心臓や腎臓に対する臓器保護作用や肝線維化改善作用が示唆される2型糖尿病治療薬SGLT2阻害薬への期待が高まっている。


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