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トレンド◎開発中の薬剤は失敗続き……
NAFLD/NASH特異的治療の新たな標的は?
横浜市立大学肝胆膵消化器病学教室主任教授の中島淳氏に聞く

 日本における非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease:NAFLD)/非アルコール性脂肪肝炎(nonalcoholic steatohepatitis:NASH)の患者数は2000万人に上るとされ、肥満人口の増加に伴って増加傾向にある。一方で、NAFLD/NASHに対する治療薬として承認された薬剤は今のところ存在しない。その市場規模は5兆円とも言われており、製薬企業各社が開発に力を注いでいる。2013年に米食品医薬品局(FDA)と米肝臓病学会(AASLD)が共同ワークショップを開催し、臨床試験のNASHに対して有効性があると言える具体的な評価項目などを示したことで、製薬企業が治療薬承認に向けて動きやすくなったことも、治療薬開発を加速させた。治療薬候補の最新情報について、国内の治験にも多数携わる横浜市立大学肝胆膵消化器病学教室主任教授の中島淳氏に聞いた。


連載の紹介

シリーズ◎NAFLD/NASH診療最前線
診療ガイドラインの改訂が進み、新たな診断法・治療薬の開発が進行中のNAFLD/NASH。非専門医の積極的な参与が求められる中、非専門医によるフォロー方法、専門医へ紹介する基準から診断・治療に関する最新情報まで幅広くお届けします。

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