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映像・音声は保存せず、韓国サーバーにあった画像データは3月末までに国内に移行
「LINEドクター」のデータ管理体制で公式見解

 オンライン診療システム「LINEドクター」を提供するLINEヘルスケアは3月26日、LINEドクターにおけるデータ管理体制に関するリリースを公開(こちら)し、オンライン診療に関する音声データや医師や患者の個人情報の管理体制について説明した。

 3月中旬に一部報道機関において、対話アプリ「LINE」の個人情報の一部が中国や韓国などで取り扱われている旨の報道があったことを受け、LINEヘルスケアの親会社であるLINEは、3月23日付のリリースで今後の対策を公表。(1)中国における開発拠点および外部委託先での日本ユーザーの個人情報へのアクセスを遮断、(2)LINEのコミュニケーションに関連する機能・サービスに関する機能開発・保守業務や運用業務について、中国での業務を終了、(3)韓国のデータセンターに保管されているLINEトークやLINE公式アカウント内の画像・動画・ファイルデータの国内移転を2021年6月までに完了予定、(4)ユーザー向けプライバシーポリシーの改訂(国名の明示など)、(5)データ・セキュリティのガバナンス体制と情報保護の強化──などを行うとしている。

 LINEドクターもLINEの公式アカウントを利用したサービスであるため、データ管理体制も基本的にはLINE公式アカウントのものに準じる。ただ、医師と患者とがオンライン診療を行う際のビデオ通話における映像・音声については、厚生労働省が定める「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に準拠し、保存はしていない(図1)。

連載の紹介

シリーズ◎オンライン診療・遠隔医療
新型コロナウイルス感染症などの影響で、規制緩和が進んだオンライン診療。テレビ電話を用いた診療のほか、専門医とかかりつけ医とをネット上でつなぐ遠隔医療、最新の5G技術を用いた遠隔手術などの最新情報をお届けします。

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