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現在の電話・オンライン診療の時限的・特例的対応は当面継続へ
コロナ収束後のオンライン診療のあり方を検討

 厚生労働省の「オンライン診療の適切な実施に関する指針の見直しに関する検討会」が2020年11月2日に開かれ、新型コロナウイルス感染症COVID-19)が収束した後のオンライン診療のあり方に関して検討を開始した。映像を伴うオンライン診療については、安全性と信頼性を担保しながら初診を含めて認める方向で議論が進められた。同検討会は年内にも取りまとめを行う。このほか、現在COVID-19の流行に伴う時限的・特例的な対応として認められている電話・オンライン診療については、当面継続することが決まった。

 COVID-19の流行を踏まえ、院内感染を含む感染防止策として、初診を含む電話・オンライン診療が時限的・特例的な対応として認められた(関連記事:オンラインによる初診が時限的に解禁)。この時限的・特例的対応として電話・オンライン診療を実施している医療機関は、医療機関全体の15.0%に上る(図1)。電話・オンライン診療の広がりを受け、今年7月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2020骨太方針2020)」や「成長戦略フォローアップ」には、時限的・特例的対応の効果や課題などを検証し、適切な実施に向けてガイドラインを見直すことが盛り込まれた(関連記事:骨太方針2020、新型コロナへの対応と医療のデジタル化を示す)。

連載の紹介

シリーズ◎オンライン診療・遠隔医療
新型コロナウイルス感染症などの影響で、規制緩和が進んだオンライン診療。テレビ電話を用いた診療のほか、専門医とかかりつけ医とをネット上でつなぐ遠隔医療、最新の5G技術を用いた遠隔手術などの最新情報をお届けします。

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