日経メディカルのロゴ画像

NEWS◎約1万施設が掲載、対応率は都道府県によってバラツキも
電話等診療が可能な医療機関のリストが公開

 厚生労働省は4月24日、ウェブサイト上に電話やオンラインによる診療に対応している医療機関のリストを公開した。全国の約1万施設の医療機関が掲載されており、これは全国の医療機関数のおよそ1割に相当する。

 現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大を受け、電話やオンライン診療システムなどの情報通信機器を用いた初診・再診が時限的・特例的に認められている(関連記事:オンラインによる初診が時限的に解禁)。対応している医療機関を国民に周知する目的で、厚労省は都道府県医師会などに委託してリスト作りを進めていた。

 リストには、医療機関名や住所、連絡先などのほか、「初診の電話等を用いた診療の実施の有無」「再診の電話等を用いた診療の実施の有無」「対面診療が必要と判断した場合に連携する医療機関名」といった情報もある。リストに掲載された医療機関のうち、「電話などによる再診」にはほぼ全ての医療機関が対応しているものの、「電話などによる初診」に対応しているのは半数程度だった(関連記事:オンライン初診解禁、参入に悩む医師のホンネ)。また、対面診療が必要と判断した場合に連携する医療機関名は、リストに掲載する際に連携先の医療機関の了承を得る必要があるためか、空欄のままになっている医療機関が多数を占めた。

 リストに掲載されている医療機関数1万624施設(4月27日時点のリストを編集部で集計)を全体の医療機関数11万880施設(医療施設動態調査・2020年1月末時点)で割った「対応率」は、9.6%だった(図1)。

この記事を読んでいる人におすすめ