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シリーズ◎第6波のインパクトを占う4つの視点
ワクチン包囲網の中で迎える第6波の課題
年末に立ち上がり2022年1月半ばにピークとの予測も

 内閣官房のシミュレーションプロジェクトによると、新型コロナウイルス感染症COVID-19)の第6波は、年末から立ち上がり2022年1月半ばに新規陽性者数がピークを迎える。規模は第5波より小さく重症者数も抑えられる見込み。ただ、前提となるコロナワクチン包囲網に「穴」や「ほころび」が見えるのも事実。4つの視点で残された課題を追った。

 名古屋工業大学先端医用物理・情報工学研究センター教授の平田晃正氏らは、内閣官房のCOVID-19 AI・シミュレーションプロジェクトの一環で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第6波の予測を試みている。(1)年末までのコロナワクチン2回目接種率が80%、(2)3回目接種のスタート時期が12月、(3)3回目接種の1日当たりの人数が2.5万人、(4)人流が3月末でコロナ前に戻る、(5)感染対策は行っている──などの前提条件で、今後の新規陽性者数と重症者数の動向を予測した(人流および季節性を考慮した感染者数・重傷者など予測システムの開発 #8)。

図1 東京における新規陽性者数と重症者数のシミュレーション(提供:平田氏。図の左側の点は実際の値)

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シリーズ◎新興感染症
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する話題を中心にお届けしています。

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