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NEWS◎厚労省が自治体向け手引きを改訂
異なるコロナワクチンの「交互接種」が可能に

 厚生労働省は9月21日、自治体向けの「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」を改訂した。今回の改訂では、1回目のワクチン接種後に重篤な副反応が発生するなど、やむを得ない場合において、2回目に初回と異なるワクチンを接種する「交互接種」を認めることを明記した。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンに関しては、これまで、1回目の接種後に重篤なアレルギー反応が出た場合など、同一ワクチンの接種が困難であっても、2回目に異なるワクチンを接種する交互接種は認められていなかった。しかし、交互接種に関する科学的知見がたまりつつあり、現時点では同一ワクチンを2回接種した場合と比較しても重篤な副反応の明らかな増加は認められていないことや、米国などでは例外的状況での交互接種を認めていることなどを踏まえ、9月17日の厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会にて交互接種の実施が了承された。

 改訂後の手引きでは、以下の3つのケースにおいて交互接種を認めており、1回目の接種から27日以上の間隔をおいて2回目の接種を行うこととしている。

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シリーズ◎新興感染症
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