日経メディカルのロゴ画像

リポート◎北海道家庭医療学センターの中川貴史氏が語る
COVID-19入院待機患者に対する往診の実際

写真1 北海道家庭医療学センターの中川貴史氏

 こんな大変なことやれるわけがない、コロナ患者を責任持って診たことがない、通常医療はどうなる──。コロナ入院待機者への往診を話し合う場で、北海道家庭医療学センターの中川貴史氏はこんな思いに駆られたという。しかし、「感染爆発したコロナは災害なのだ」と思い直し腹をくくった。中川氏らが第4波の札幌市で行った往診の実際を語ってもらった。

 中川氏は今年45を迎えた。2002年に北海道大学医学部を卒業。日鋼記念病院(室蘭市)での初期研修、北海道家庭医療学センター(札幌市)での後期研修を経て、2005年に北海道寿都郡の寿都町立寿都診療所の所長に就任。以降、12年間にわたり過疎地域における医療をけん引した。2017年からは、人口200万人都市の札幌市で栄町ファミリークリニックを率いる院長職にある。家庭医専門医を中心とする5人の医師とともに、各診療科の枠を超えて様々な症状に対する診断、治療に取り組む日々を送る。中川氏が院長に就任してから、今年8月で4年4カ月となった。

連載の紹介

シリーズ◎新興感染症
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する話題を中心にお届けしています。

この記事を読んでいる人におすすめ