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解説◎ウイルスベクター使った新型コロナワクチンで血小板減少?
アデノウイルスってどんなものでしたっけ?
大阪大学薬学研究院分子薬科学専攻分子生物学分野准教授の櫻井文教氏に聞く

 2019年末から世界で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)。この猛威を抑えるべく、いち早くワクチン開発が手掛けられ、世界中で接種が進んでいるが、4月に入り、アデノウイルスをベクターを使い英AstraZeneca社と米Johnson & Johnson社がそれぞれ開発した2つのワクチンを接種した人の中に血栓症を発症し、死亡するケースが報告され、一部の国で接種が中断となっている。これらの血栓症は、ワクチン誘発性免疫性血栓性血小板減少症(VITT)と呼ばれ、診断や治療法が提案されているが(関連記事)、まだ詳細は検討中だ。この2つのワクチンに使われているアデノウイルスベクターとはどんなものなのか。長年、アデノウイルスベクターの研究に取り組んでいる大阪大学大学院薬学研究院分子薬科学専攻分子生物学分野准教授の櫻井文教氏に話を聞いた。


連載の紹介

シリーズ◎新興感染症
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する話題を中心にお届けしています。

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