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インタビュー◎広島県感染症・疾病管理センター長の桑原正雄氏に聞く
約600の唾液検査協力医療機関が稼働しています
ひろしまCDCを核にCOVID-19対応を展開中

写真1 ひろしまCDCのセンター長を務める桑原正雄氏

 歩くのがしんどい高齢の患者さんに、別の医療機関に行ってもらうのはしのびない──。こんな思いを共有するところから始まったのが、広島県で稼働中の「唾液検査協力医療機関」だ。広島県感染症・疾病管理センター(ひろしまCDC)のセンター長を務める桑原正雄氏は、今後の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策上、重要な役割を担うと期待する(文中敬称略)。

── 唾液検査協力医療機関制度が始まった経緯をお話しください。

桑原 広島県が進めるCOVID-19検査体制の拡充策の1つとして生まれたものです。知事の湯崎英彦氏が流行当初からPCR検査の拡充を訴えていたこともあって、県は2020年8月に今後のCOVID-19対策として唾液検査協力医療機関の導入を決めました。実施機関は公募とし、応募した県内のクリニックなどの医療機関と契約して展開しています(図1)。

図1 広島県でのCOVID-19のPCR検査の流れ(桑原氏提供。写真2、3も)

連載の紹介

シリーズ◎新興感染症
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する話題を中心にお届けしています。

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