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医師4869人に聞いた「医師会のCOVID-19対応に関する満足度」
都道府県医師会のコロナ対応、医師の満足度に差

 この10月、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の診療体制が大きく変わろうとしている。これまで、疑い例の診療は保健所を介して行われていたが、保健所を経由しなくても、かかりつけ医で患者の診療が実施しやすくなる。まず、発熱患者はかかりつけ医に相談し、かかりつけ医は可能な限り新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の診療にかかわり、検査も実施する。

 指定感染症であるCOVID-19の検査を実施するには、医療機関が都道府県と行政検査の委託契約を結ぶ必要があるが、その際、重要な役割は果たすのが地域の医師会だ。医療機関が自治体と直接契約を交わすことも可能だが、医療機関の代わりに地域の医師会がとりまとめ役となって自治体と集合契約を結べば、契約に伴う医療機関の負担は大幅に減る。今後、COVID-19診療を診療所が主体となって行っていくためには、医師会のリーダーシップが問われる(関連記事:かかりつけ医一丸でコロナ疑い患者の診療を)。

 では実際、日医をはじめ、都道府県医師会、地区医師会のこれまでのCOVID-19対応は、医師からどのように評価されているのだろうか。日経メディカル Onlilneでは医師会員を対象に、医師会のCOVID-19対応に関する満足度調査を2020年9月7~10日に実施した。

 その結果、日本医師会に対しては、46.2%の医師が満足(「たいへん満足」「満足」「どちらかといえば満足」)しており、不満(「どちらかといえば不満」「不満」「たいへん不満」)の37.9%より多かった(図1)。

図1 COVID-19に対する日本医師会のこれまでの対応について(n=4036、日医に加入していないと回答した医師を除いて集計)

連載の紹介

シリーズ◎新興感染症
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する話題を中心にお届けしています。

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