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【続報】英AZ社の新型コロナワクチン、独立委員会が安全性データを精査中
「深刻な神経症状が発生」と一部報道

 英AstraZeneca(AZ)社は、2020年9月9日、開発中の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン(AZD1222、旧開発番号:ChAdOx1 nCoV-19)について、正式な声明を発表。英国で実施していた第3相臨床試験で原因不明の疾患(イベント)が1例発生し、通常の対応として同イベントを精査するため、自主的に、AZD1222の全ての臨床試験でワクチン接種を一時的に中断していることを明らかにした。専門家から成る独立委員会が安全性データを精査しており、その見解に基づき、臨床試験を再開するかどうかが決まる見通し。

 AZ社は声明で、今回の対応は、臨床試験で原因不明の可能性がある疾患が発生した場合に取る、通常の対応であると説明。大規模な臨床試験において、疾患は偶発的に起こり得るものであり、それを独立委員会が精査するのは当たり前のことであると強調した。声明では、第3相臨床試験で発生した原因不明の疾患の詳細は明らかにはされなかった。

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