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リポート◎COVID-19から回復後も続く症状
見えてきたCOVID-19後遺症の実像

 強度な運動をしたときに酸素飽和度が下がるので、長距離を走れなくなってしまった。心臓は特に問題なく、肺を精査中だ。日常生活に支障はないが、運動が好きだったのでとても困っている──。ある医師の証言だ。

 2020年4月にCOVID-19の罹患体験記を寄稿した医師に、COVID-19の後遺症について尋ねる機会があった。医師からは「米国でも課題になっており、特にPTSDと肺の繊維化に関しての話題を耳にする」との返信があった。加えて「私も肺に障害が残っているように感じることがあり、近くCOVID-19肺炎のフォローを数多く手掛ける医師の診察を受ける予定だ」とも。この医師はCOVID-19罹患で肺炎症状を認めたが、重症化には至らず退院していた。だが、発症から4カ月余りが経つものの、症状は完全になくなってはいなかった。

連載の紹介

シリーズ◎新興感染症
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する話題を中心にお届けしています。

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