日経メディカルのロゴ画像

トピック◎新規陽性者、緊急事態宣言下の最大値を超える
東京都のCOVID-19、「感染拡大警報」レベルに
医療機関の体制は整っていないとの認識も

写真1 感染拡大警報レベルと発表した小池都知事(東京都の会見から)

 東京都の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が、再び拡大している。2020年7月15日に開かれた東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議では、7日間移動平均値で見た新規陽性者数が168.4人と先週の約1.5倍に増加し、緊急事態宣言下での最大値に達したことが確認された。これを受け、夕方に記者会見に臨んだ小池百合子都知事は「現状は感染拡大警報を発する状況にある」と宣言し、都民にさらなる感染防御の徹底を求めた。

 モニタリング会議では、新規陽性者数、 #7119における発熱等相談件数、新規陽性者における接触歴等不明者、検査の陽性率、救急医療の状況、入院患者数、重症患者数の7つの指標について現状を分析(表1)。その結果、感染状況は、都が定める4段階ある警戒レベルのうち最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げられた。医療提供体制については、重症患者数が増加していないことから、先週と同じ「体制強化が必要であると思われる」の段階にとどめられた。

表1 東京都の感染状況・医療提供体制の分析結果(第2回東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議の資料から。図1も)

この記事を読んでいる人におすすめ