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COVID-19がもたらした医師の収入減(その1:民間病院・診療所勤務医編)
「待機手術ゼロ」で成果給100万円を失う

 これは、ある地方都市の民間病院で常勤の整形外科医として働くA氏の話だ。

 ──勤務先では整形外科医として、人工膝関節置換術や靭帯再建手術などを任されています。人工膝関節手術は年間にすると30~50件くらい行っているでしょうか。平日が少ない月でも、必ず2、3件は実施していました。他にも待機手術・予定手術を手がけていますが、これらのほとんどはいわゆる「不要不急」、少なくとも急ぎではない手術ばかりです。

 今年4月、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によって、当地でも緊急事態宣言が出されました。するとまず、外来受診者数が激減しました。当院は、周辺地域から整形外科手術が必要な患者が数多く紹介されるのですが、そういった紹介患者も、緊急事態宣言後はぱったりと途絶えました。

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