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社会保障審議会医療保険部会でCOVID-19への対応を説明
診療報酬増額の遡及適用など財政支援を求める声が多数

 厚生労働省は6月19日に開催した社会保障審議会医療保険部会で、保険料の減免や猶予、傷病手当金、診療報酬の増額や概算前払いなど、医療保険制度における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について報告した。この報告を受けて委員からは、4月より前にさかのぼっての診療報酬増額の適用や概算前払いを正式な支払いとすることができないかといった意見が挙がった。さらに医療機関だけではなく、健康保険組合や訪問看護ステーション等への財政支援を求める声も出た。

 概算前払いとは、福祉医療機構等の融資が実施されるまでの間の対策として、希望する医療機関等(薬局・訪問看護ステーションを含む)に対して、本来7月に支払われる5月診療分の診療報酬等の一部を6月に前払いすること。7月の支払時に、6月に前払いした分が減額される(表1)。

表1 医療機関等の資金繰り対策としての診療報酬等の概算前払い
(出典:第128回社会保障審議会医療保険部会資料)

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